2011年5月23日月曜日

2日目 マンゴーの木の下で

マンゴーの木の下ですべては起こった。
画像はマンゴーの木の根を上から撮影したもの。中央より少し左の根っこに血がついているのが分かるだろうか?

恥ずかしながら、マンゴーの木の下で転倒してしまった。右手にスターフルーツを持って食べているとき、突然のスコールが降ってきて、慌てて車の窓を閉めに行こうとしたときにそれは起こったのだ。

ショックからか、痛みは全く感じていないが、左手が全く動かない。そして右足は強打している。特に右足親指は皮がべろんと捲れている。他にもあちこちを打撲したようだ。手からも出血している。体を起こそうとしたが、全く体が動かない。重症だった。Farmer's Marketのおばさんが心配して見ている。せっかく購入したビルケンシュトックのサンダルは血だらけだった。

そこはAgat Mayor's Officeというところだった。アガット村役場みたいな所? この人がMayorで、この人がVice Mayorだと紹介されたが、全然それどころじゃない。本人はショックを受けているのだから当然だろう。後で分かったが、Mayorの名前はCarol Tayamaという方で、父親が日本人らしい。

とにかくどう考えても自分で起き上がって、車に乗ってホテルに戻れるような状況ではなかった。救急車を呼んでもらうことに。米国では救急車が有料なのは分かっていた。背に腹は代えられない。
救急車は3分位でけたたましいサイレンと共にやって来た。人命に関わることになると米国はすごいね。ハンサムガイが2人で救急措置を執ってくれる。とりあえず左手は骨折の可能性があるとのことで、添え木で固定してくれた。

どうしても自力で起きることが出来なかったから、ハンサムガイ2人に抱えられてストレッチャーにて救急車に入れてもらう。そうしているうちに近所の人が20人位出てきて、心配そうに見物している。

運ばれるときはサイレンは鳴らしてくれなかったので、信号には普通に止まった。ハンサムガイが判断して、僕のケガは軽傷だと考えたのだろう。

そんなこんなで30分かけて病院についた。病院名は、Guam Memorial Hospital、通称GMHだ。

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