2011年11月16日水曜日

中国5日目 北朝鮮大使館

明日の朝便で帰るため、実質的には今日が最終日だった。先日行った北朝鮮料理店「海棠花冷麺店」が日本では味わえない雰囲気だったので、何を思ったのか北朝鮮大使館の近くに行ってみたくなった。

速8酒店金宝街店から歩くと結構距離があったが、今日も街歩きを楽しむことができた。もっと観光スポットがあるはずだから行けばいいのに、1人だったので足がそちらの方に向かなかった。次回は是非相方を連れて来なくては。

趣のあった史家胡同とも今日でしばらくお別れ。明日は早朝からタクシーで移動するので胡同の趣を感じる暇はない。
史家胡同

それと比べると大通りは本当に大通りだ。
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北朝鮮大使館のまわりはハングル文字が併記してある。話しによると北朝鮮人が北京に来て、自国に戻る時、こちらで物品を購入してから戻るらしい。あいにく商店には一見も入ることができなかった。なんとなく怖かったので・・。
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北朝鮮大使館の写真も撮りたかったが、公安が沢山いて、あらぬ疑いをかけられてしまっては大変なので、コソコソと撮影することしかできなかった。
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お腹が空いた。中華料理を食べるのか? いや、ここまで来たら北朝鮮料理を食べるしかない。レストランはいくつかある。韓国語もある程度可能だが、全く言葉が分からないフリをして入った。

「어서 오십시오 (オソ・オシプシオ)」
おお、韓国と同じ挨拶だ。何人か聞くので、人差し指で1と示す。客は1人もいない。
4人テーブルに案内された。女性従業員だけで8人ほどいたが、テレビで流される北朝鮮舞踊のビデオ(だと思われる)を見ながら、世間話をしていた。韓国も北朝鮮も同じ感じがした。

「すみません、メニューください」
日本語でメニューをお願いした。メニューという言葉が分からなかったようで、別の女性に「この人何言っているか分からない」と言って、その別の女性がメニューを持ってきた。とりあえずキムチチゲにしようと思っていたが、メニューチェックはしたかった。写真を撮ろうとしたが、NO NOと言われてしまった。

海棠花冷麺店はもともと北朝鮮大使館の従業員食堂を兼ねていたと聞く。この店も考えてみたら大使館のすぐ横にある店だ。北朝鮮大使館関係者が沢山来るだろう。僕、ここにいていいのだろうか?と考えてしまった。拉致されることまで考えていたら、キムチチゲが出てきた。海外で食べるキムチチゲってどうして美味しいのだろう? 5月のグアムでも同じ事を思った。ここのキムチチゲは写真で撮ったようなキムチチゲで出来栄えがすごく良い。味も濃厚でスッパ辛いキムチの旨みが十分に出ている。通常豚肉を入れるが、ここでは肉的なものが入っているのだが、何か分からなかった。動物の肉には間違いないがプニュプニュしていた。それはそれで美味しかった。ライスに関してはそこまで美味しいものではなかった。
正面入口キムチチゲ

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