2012年3月17日土曜日

インフルエンザ陰性

温泉の貸切風呂で温まらずに冷えてきたせいだろうか、寒くて死にそうだ。相方に聞いても寒くないというし、自分の部屋に入ってストーブを最高温度にしてもまだ寒い。風邪を引いたようだ。風邪の引き始めには、僕には葛根湯が一番いい。それも液状の葛根湯。あれが一番良く聞くのだが、夜9時前に車で薬局に行き購入したが、全く治る気配がない。熱は37度5分位だった。

ところが朝起きて熱を測ったら、39度2分もある! これは高熱? 立ち上がることもままならない。フラフラだ。ところで高熱って何度からなんだろう?
微熱(~37.5 ℃ ):通常の生活や仕事をする分にはほとんど支障をきたさないが、体が少し熱かったりだるさを感じることもある。慢性炎症性疾患、代謝亢進、貧血、妊娠、結核、感染性心内膜炎などにより発症することがある。
中程度の発熱(37.5 ℃ ~38.5℃):歩行・外出等、日常生活における活動はなんとかできるが、状況によっては体がふらつくなどの不安定な状態になることもある。また、頭痛や寒気を感じることもある。 
高熱(38.5 ℃ ):歩行や立ち上がることが困難な状態となる。また急激に体温が上昇した際には強い寒気に襲われる。
38.5度以上だと「高熱」になるみたいで、まさしく僕は高熱に該当する。ちょっとだけ血を見たり擦りむいたりするだけで、痛い痛いと言う大げさな僕だが、今回だけは本当に痛かった。耐えられないほど体の節々が痛く、皮膚がヒリヒリしている。悪寒もひどい。そして特にのどが痛い。

朝から布団には電気毛布を仕込んで、葛根湯を飲んで、オレンジジュースを飲んで、それから寝たのだが、どうも眠れない。息苦しい。昼間寝ているという罪悪感からか昼寝るのがあまり得意ではない。がんばって眠って昼過ぎに起きて検温。39.6度・・・ひどくなっているではないか!! このまま行くと40度とか行くと脳がやられてしまう。

夕方病院に行くことにした。インフルエンザの可能性も否めない。インフルエンザの症状のすべての項目に当てはまる。インフルエンザにかかっていればそれこそ社会生活が送れなくなる。しかし病院はイヤ。注射が怖い。特に風邪だと注射を打たれることが多い。

以前は献血手帳を作ってハンコをもらうのを楽しみにしていたが、いつの間にか怖くてできなくなった。金山献血ルームのせいである。あそこは献血中にDVDを見せてくれるのだが、その時見ていたユー・ガット・メールは確かカラー映画だったのに、急に白黒映画になって、無声映画になった。おかしいなと思う間もなく、看護婦さんがやってきて、大丈夫ですか?って言ってた(ような気がする)。聞いてみると顔面蒼白になっていたらしい。そしてその場で血を戻してもらっていた。あの日から注射がものすごく怖くなった。

病院は中村医院に決めた。この病院は確か資料館が併設されていたはずだ。黒塗りの教科書をおじいさんが集めていて、それを一般公開していると以前テレビで見たことがあるが、まだあるのかは不明。

病院に入ると患者さんはほぼおらずすぐに体温を測るように促された。やはり39.2度。高熱に看護婦さんもビックリしてすぐに硬いベッドに横たわるように言われる。病院なのに寒い。先生が来てインフルエンザ患者との接触がなかったか聞かれるが、見に覚えはない。一応検査だということで、綿棒のお化けみたいな細長い道具を鼻の奥の奥に突っ込まれる。くしゃみが出そうなもどかしさに、鼻の奥を掻き毟りたくなる。

そのまま待つこと15分。結果は陰性。ただの風邪のようだ。扁桃腺が腫れてそれが原因の高熱ではないかと診断された。とりあえず一安心。処方箋をもらって帰宅。

ようやく今日なってほぼ完治した。まだ少し喉は痛むし、これが原因かどうかは分からないが、腰も痛む。ぎっくり腰になりそうな予感がするので、相方の腰のベルトを借りてはめている。

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