名古屋でも金環日食を観測できた。名古屋で観測できたのは932年ぶり。前回は、西暦1080年12月14日だというから、平安時代のことだ。清少納言が1025年頃に亡くなっているから、それの少し後だ。数年どころか、数十年、数百年に一度のイベントだ。
巷では宙(そら)ガールというのが流行っていると言うが、日本人はすぐ流行に流されるね。サッカーのワールドカップになるとどこから湧いたのか、ずっとワールドカップのこと好きだったみたいな人がわんさか増える。
そんなことはいいとして、日食グラスというのがあちこちで売られていたらしい。流行に遅れた僕は買うことができなかった。どこに行ってもすでに売り切れ。下敷きで透かして見ちゃダメだし、サングラスを通してみてもダメらしい。じゃあどうやって見ようか。
朝から天気はあまりよくなかった。くもりで、観測不可能だと思ったが、一応時間に合わせて実家の方に向かった。実家の屋上からならよく見えるだろうから。
日食が始まる数分前になると、突然天気がよくなってきた。雲の間から日食が見える。サングラスしかないから、チラッとだけ見る。三日月型になった太陽を観測できた。目の前にチリトリがあったので、それに透かして見てみたらもっとよく観測できた。
適当にiPhoneのシャッターを押していたら、直接ではないが、何かに反射した太陽を撮影できた。
残念ながら金環はサングラスでは見たものの、撮影はできなかった。
ピンホールを用意すればその影が面白いことになるというので、穴の開いたお玉を利用してみたら、確かに丸い穴が三日月型になって映しだされた。
犬の背中の模様を作ってみた。
韓国でも7:32頃、部分日食を観測できたようだ。太陽の80%が隠れたらしい。
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