到着までは、大体2時間程度かかった。キャンプ場に入ってからは周辺に何もないし、夜料理する自信もないから、キャンプ場から一番近いと思われるバローにて、弁当とカップ麺を購入した。このバローはホームセンターやドラッグストアも併設している。バローホームセンターというのがあるのは今回初めて知った。
到着したら周りはほんの少し薄暗くなっている程度。今日はマップもちゃんと見ることができた。先週はマップを見るのにフラッシュライトを当てないと見えなかったので、全体像がよくつかめていなかったのだ。
唯一のトイレで用を足し、夜に備える。夜まで使う予定はない。夜はここに来るのは一種の肝試しになるだろう。ビビリで有名な僕はおねしょしてもいいからここに1人で来ることはできない。
今日、新しい道具がひとつ仲間入りした。SOTOのST-503。10年ほど前に購入していたが、一度も使わずにしまっていた。姫路か加古川にあるアルペンで購入したものだが、パッケージも開けていなかった。コールマンのツーバーナーの方が格好いいからそれにしようとも考えたが、普通のガスボンベが使えるのでこちらにした。火力も結構強かったと思う。4000lcal*2口ある。新品ピカピカなので、つい慎重になってしまう。しかし持ってくるとき、狭い車に入れていたので、あちこち当ててしまって中古品と成り下がってしまったのだ。しかしアウトドアの道具だし、使ってなんぼと考えることにしよう。
キャンプ場はテントを張った若いカップルが1組いた。人がいるのによくイチャイチャできるもんだ。川とか手をつないで歩いてやがる。仲がいいことはいいことだ。羨ましい。僕も同じことしたい。我々は前回と同じ7番にチェックインした。
僕は、冷たいハンバーグ弁当(20%オフ)とカップ麺、相方は茹でとうもろこしを2本食べることにした。とうもろこしを茹でるためにST-503が初登場した。水は蘇生の水を使用。火をつけるとすぐに湯が沸いた。4000kcalってすごい。ガスボンベもあと3本ある。皿に移して食べたが、SWEET CORNだね、やはり甘い。無茶苦茶甘いよ。色んな人に食べさせてやりたい。
寒くなってきたので、コールマン(Coleman)クイックヒーター(170-8054)をつけた。こんなことはあろうかと持ってきていたが、持ってきてよかった。すぐに暖かくなった。当然当たっているところだけ。暗くなってきたのでランタンつけたかったが、ガスが1本しかないのだ! 寒さを取るか明るさを取るか・・・。

我々は明るさを取ることにした。代わりに焚き火で暖を取ることにした。焚き火をするにはまず薪がいるのだが、薪になるような木が近くに見当たらない。食事が終わった時間は周りはすでに暗闇だ。お互いに薪を探しにブラブラすることにした。小さい枝程度のものはあるが、それ以上のものが見つからない。細々した枝を使って、細々と焚き火を行った。芝生が敷いてあるので直火はいけないと思う。が、やっている人が少なからずいるようで、焚き火あとがあった。無料で使わせてもらっているのにそれはないよ。バーベキューの網とかもその辺に捨ててあったし。
焚き火をすると、暖かくなる代わりに、どことなく寂しさが湧いて出る。寂しさなのか物悲しさなのか。昔やったキャンプファイヤーの時と同じだ。火を見ると人はこんな勘定を持つのか? そういえば、キャンプファイヤーをやると、「燃えろよ燃えろ」を最初に歌わされた。
それから「遠き山に日は落ちて」とか「かあさんの歌」というのも歌ったのはキャンプファイヤーの定番なのかな、それとも名古屋地方だけの定番なのか。キャンプファイヤーは小学校と中学校の頃に2、3度しかやったことがないが、必ずその歌を皆で歌った記憶がある。
♪母さんが夜なべをして~♪という歌詞の「かあさんの歌」だが、歌詞のすべてを初めて知った。失われつつある日本だね。夜なべって夜鍋だと考えている人たくさんいると思うわ。なぜこの歌をキャンプファイヤーの時歌ったのか、本当に不明だ。林間学校に行き、父母の庇護のもとから離れた状態にし、母親は大変なんだぞと分からせるためなのかな? それよりキャンプファイヤーの意図が不明だった。僕は団体生活が苦手なので、遠足・運動会・修学旅行とか大嫌いだ。
1. かあさんが夜なべをして
手袋編んでくれた
木枯し吹いちゃ冷たかろうて
せっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く
いろりの匂いがした
2. かあさんは麻糸つむぐ
一日つむぐ
おとうは土間で藁打ち仕事
お前もがんばれよ
ふるさとの冬はさみしい
せめてラジオ聞かせたい
3. かあさんのあかぎれ痛い
生味噌をすりこむ
根雪もとけりゃもうすぐ春だで
畑がまってるよ
小川のせせらぎが聞こえる
懐かしさがしみとおる
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